顔が見える山本龍市長@群馬県前橋市
都会のひきこもりは散歩をするにも自然を味わうにもハードルが高い。不安定な心理状態の時には「あ!今、動けそう!」というタイミングが貴重だ。都会ではその機会はほとんど生かすことができない。
・近所の人の目がある
・家族が仕事中などでいない
・支援施設の予約待ち
・夜は対応してない
・人混み、満員、渋滞必須
そんなこんなで実現しない。
1.受け入れ態勢No.1
柔軟な行政のところでないとこんな新しい発想は受け入れてもらいにくい。だいたいが
・ルーチンじゃないことは理解してくれない
・必要以上に怖がられる
・昭和か大正時代の説教をされる
そんな中山本龍市長にであった。10カ所くらい全国の市区町村をまわった末の話しだ。
新しい と 懐かしい
ゆっくり と スピーディ
トップダウン と ボトムアップ
それらが絶妙なバランスで整っていたのがここ「群馬県前橋市」だ。そしてそのボスが山本龍市長。
2.覚えていてくれる
市民のひとりひとり、移住してきた個人まで市長の耳に入る。そして、機会があれば声をかけてもらえる。
住居から仕事、その他の困りごとまで市長の声の元でみんなが協力する。僕たちが関わっている古民家IRORI場もそのひとつだ。
3.みらい作り
そんな群馬県前橋市の山本龍市長が新しいことを始めた。他の行政と違うのは市民がすぐそばにいることだと思う。
新しい交通。教育。AI。
どれも全国でやるべきことばかりだ。
そんな群馬県前橋市だからこそさとこもりの候補地に選んだ。僕がその話を持って行った2019年5月。30人を超す地元の人が僕だけのために集まってくれた。協力体制を組んでくれるという。
だからこそ
農業ができる。乗馬ができる。古民家に泊まれる。羊の世話もドラム缶ブロも、、、そして、散歩もできる。実際に不登校、ひきこもりこの子が滞在させてもらえている。たかだか半年の付き合いで他人の子を預かって、畑への送り迎えから食事、会話、仕事、、、と関わってくれるか?
都会では親ができてないことだ。
そんな温かさを支えている
群馬県前橋市には感謝してもし足りない!