群馬県前橋市 金井さんのネギ
長谷川農園で農業を教えてくれ、LUMINE(新宿)でも野菜の販売を手伝ってくれている金井さん。
金井さんがLUMINEに持ってきてくれるネギが、どうやって作られているのかを知りたくて、畑まで行ってきました。
1.ネギが溶ける病気
長谷川農園から車で5分くらいのところに金井さんの畑がある。シーズン終盤なのでほとんどのネギは収穫済みだったが、ネギのために高く盛られた畝に立派なネギが並んでいた。
一方でネギが溶けてしまっている区画もあるのだと言う。
農業の難しさは再現性の低さなんだと改めて思う。
失敗すれば努力は報われず、出荷もできない。そんなに大変なネギなのに東京で売られている値段は安いな。 ありがたい。
2.ネギの収穫
せっかく畑にお邪魔したので、ネギの収穫をさせてもらった。
右手を逆手にしてネギを掴み、垂直に引き抜く。ネギは柔らかい上に長さがあるので斜めになったり、横に揺すったりすると傷んでしまう。 しっかり土に根を張っているネギを抜くにはそれなりに力がいる。
金井さんの畑のネギはかなり太いのでなおさらだ!
”抜きにくい時には畝を蹴って土を緩めるといい” と教わってやってみる。ようやく抜けるようになった。
それでもネギは抜けにくく、一気に抜けるので抜けた瞬間に反動で転がってしまいそうになるほどだ。
棒状のものを持ったらポーズを取ってしまうもの^^
やっぱりこんなテンションになった。
3.ネギ料理
今回は頂いてきたネギを3つの料理にしてみた。
その前に移動中の車が臭い臭い!! あっという間に車がネギの臭いでいっぱいに!! 70Lの大きな袋に新聞紙に包んだネギを入れて、車を喚起してなんとかなった。ネギの生命力を感じる。
肉巻き
ネギの白い部分に豚肉を巻きつけて、「みりん」「醤油」「酒」「砂糖」で味付けをしたもの。砂糖の味がマイルドの方が良いかと思い、白糖ではなく、甜菜(てんさい)糖を使うことにした。
味噌汁
味噌汁に入っているざく切りのネギから甘い甘いエキスが出て感動的なくらいうまい。
バター炒め
バターに塩胡椒でシンプルに炒めたものも、少しだけ焦げた部分から良い香りがして美味しかった。
4.食育
「食育」というカテゴリーにはめられてしまうと少し違和感を感じるが、こういう活動は「食育的」だなと感じる。
食べるもののルーツを知る
食べるものを作った人を知る
食べるものが簡単に作り出せないことを知る
それからその食材をいただく。
そう考えたら食材を無駄にできないし、スマホ見ながら食べるわけにはいかない。
今回のネギも金井さんを思い出しながら食べた。ありがたい。
5.告知
次回は3月8日-9日(ニンジンの収穫500kg)だ。
参加したい方は、以下の3つの方法で参加できます。
・前橋駅まで電車で来る
・前橋の長谷川農園まで車で来る
・町田から僕の車に乗る
そして三俣の古民家に泊まります。
参加費: 10,000円(1泊)5,000円(1日)
町田からの場合は別途交通費(2,000円)
興味がある方はご連絡ください。