法人研修の反応の嬉しさ・さみしさ
2018年の12月にある法人で研修をさせていただきました。
そこでとても嬉しい現象が起きました!
1.6割以上の方から「質問」「感想」
「いやいや受講している企業研修」「依存心いっぱいの講座」では質問は全く出ず、「終わってよかった」というようなリアクションすらあるのが研修です。
でもね。12月の研修はそうじゃなかった。
返信を書くだけでも10時間以上かかる「質問」の山
僕が伝えた心理学のテクニックひとつを何度もなんども試して質問をしてくれた。長い人だとA4の用紙2p分はゆうにある「質問」と「感想」
こんなに嬉しいことはありません。
「役に立てて欲しい」という思いで、練って練って作った講座。
魂がこもっていない部分なんかない。そう思って世に出すのが講座。
それなのに「スルー」される。「懇親会」にかき消される。
講義で「ダメ!」と言ったことをもうやっている。
「さみしいな」「やりがいがないな」と感じていたけれど、響く人たちがいてよかった。受講生のために頑張ったつもりだったけれど、素晴らしい反応でやりがいを取り戻せた。本当にありがたい。
2.企業内の評判がすごい
その法人内では僕の講座の評判がどんどん広がっているのがひしひしと伝わってきます。講座をするたびに次々と違う部署、違う役員を紹介していただける。売り込まなくてもきちんと紹介されている。(適当に褒めちぎって広めてくれた人は過去にいたけれど、講座の中身をしっかり理解して、具体的に広めてくれたことが本当に嬉しい)
紹介される担当者が「椎名さんのこれを出してください」と明確に依頼をくれる。嬉しくて講座内容がどんどんよくなる。
廊下ですれ違う程度の人にも話しかけられる。「私はまだチャンスがないですが、講座を受けてみたいです」と言われる。こんなに人を大事にしてくれる会社に教えられることなんてない気がしながらも全力を尽くす。
3.やりたい会社・やりたくない会社
企業研修をして、終わってから担当者や役員に別室に呼ばれることがあります。
「感謝の言葉」「ここがよかった」「ここを活用したらこうなった」そういう言葉をたくさんくださる会社は私も手応えがあるし、次はこうやって工夫しようと思える。どんどん良い講義になるし、やりがいが増してゆく。
この会社の講座を毎日でもやらせて欲しいな!
一方で「感想」も「質問」もなく、飲み会に誘われることもある。
飲み会の中で講座に思いがないことが伝わってきてしまう。講座を聞いていないこともわかってしまう。僕はお酒が飲めないので、まわりがどんどん酔っていくのにあわせてその場にいる。「講座は1年に一回、決まっているからやりゃいいんですよ」のような話になってくる。酔っているから加減がない。
もうこの会社では話をしたくないな!
去年までは謙虚に努力をして頑張ってきたけれど今年はそういう会社の仕事は二度と受けないことにした。「役立ててくれる人の役に立ちたい」来年もこれを大事にしようと思う。頑張ってさみしい思いをするのはもう卒業して良いな。