村田製作所のCM
http://corporate-brand.murata.com
「ゲームから進路指導」につながる
ゲーム好きの中高生の進路指導はゲームで十分
ゲームを禁止して、興味がない話の中から「やりたいこと」や「将来」を探せば当然つまらないものになります。「やりたい」という気持ちになっていない状態で探すからです。
「ゲーム」の最中にその子の言動を観察しているとその子の好みがわかります。「収集」が好きだったり「調和が好きだったり、、、」そこから「やりたいこと」や「将来」が見えてきます。
村田製作所のCMの凄さは
村田製作所のCMの凄さは「ゲームから進路指導」につながるような観点で人を募集しているところです。
例えば、
分解するのが好きな子(ゲーム攻略Wiki作っちゃう子とか)には
応援系(RPGでいうと白魔導師とか)
というふうに「好きなこと」と「職業」が繋がりやすくなりました。
押し付けではなく歩み寄り
時代はどんどん変わっています。
「若者の形」「社会の形」「仕事の形」
平成も終わろうとしている時代にもし「昭和の常識」を押し付けているとしたらそれは大人が悪い。私はそう思います。
「ゲーム買いたいなら、バイトをしなさい!」(昭和)
「投げ銭が多い大人が集まるゲーム機が欲しいな」(平成)
「高い服は贅沢だから自分で稼げるようになってから」(昭和)
「メルカリで売値を調べてから買えばブランドの服も実質数千円」(平成)
村田製作所のCMはその「古さ」に一石を投じる素晴らしいものだと思いました。