精華学園高等学校 保護者向け講座「中高生の保護者のハローワーク」
7月5日の椎名は、保護者向けの講座の日。月1で保護者の方に向けての講座を行っています。在校生の保護者の他にも、それ以外の地域の保護者の方も集まります。
今回のテーマは「中高生のハローワーク」
注目度が高かったようで、いつも以上に参加者が多かったです。
1.「職業」という概念
これから先、時代の変化によってAIなどの急激な進化などに伴い、新しい職業、なくなっていく職業、仕事が増えていく職業、様々な職業があります。その変化には、ついて行かれないくらい目まぐるしいですよね。
今までの常識が通じない世の中になっていく、受容していく必要がある流れ等を動画を使ってご紹介した回でした。
今回は実際に参加した保護者の方のコメントが散りばめられています!参加者の生の声もお楽しみください♪
2.3分で職業100個
3分で100個の職業をみなさんは出せますか??保護者の皆さんは頭をひねって絞り出していました!

保護者の声
もちろん1.8秒に1個書くのは物理的に無理?! かっこつけて選んでいられない時間設定により、頭の中身があぶり出されます・・・。お互い見せるのがちょっと恥ずかしかったです(笑)

3.ゲームに関する求人だって存在する
今や、ゲームをやっていることがそのまま職業になる時代です。私もゲームの攻略サイトには稀にお世話になっています。攻略サイトはゲームを極めた人だからこそ担える!ゲームは悪だという頭の保護者の方には理解しがたい内容だったようです。

保護者の声
求められる能力は、メジャーゲームのランクで表示されていました。正直、オトナにはちんぷんかんぷんでした。好むと好まざると、ゲーム人口は増えていて、ゲームをやっている人がいる限り、お金が動いているという現実があります。という先生の解説は理解できました。
4.ドローンの可能性
ドローンがこれからの仕事に大きな役割を持つ話から、保護者の皆さんで可能性を考えました。思いもよらない役割が生まれる可能性を知り、開いた口が塞がらないという言葉がぴったりな雰囲気でした。

保護者の声
風が吹けば桶屋が儲かる。ドローンが少し飛べば、何屋さんが儲かる??ドローンがたくさん飛べば、何屋さんが儲からなくなる? も大事な視点ですな。
5.終わりに
他にも多くのこれからの仕事についての話がありました。終了後にも椎名にたくさんの質問が。

保護者の方は言います。
今日の講義を聴いて気づいたのは、子育てではなく、個育てだったんだ・・・ということ。
学校という枠の中で子どもという括りで一律に扱われるのが嫌で、不登校してきた個性的な通信制高校の子ども。この個性をどう育ててあげるか?親の器が試されているなぁ・・・と思いました。
狭き門を行かなくては、広き門は、ライバルも多く、すぐに泥沼に堕ちます。団塊ジュニアの私は、当時ブルーオーシャンに見えた電機メーカーにとりあえず入社した典型的なつまらない奴。ブラックな価格競争で身も心も擦り減らして働いた挙句、工場ごとなくなりました(-_-;)
でも、不確実な時代だから、子どもの「個」を大切に、一点もので、じっくり仕上げて行くしかないな。狭くても、この個に合っていると思ったら、それでいい。親のものさしではあまり良さが見えなくても、子どもが飛び込むならば、見守る勇気を持つべし!そういう肚が決まった講義でした。ありがとうございました。
今後も保護者向けの講座は定期的に開催予定です。ぜひご参加ください。