傾聴講座で習った「つながり」から見えてきたことVol.2
いつもご覧くださっている皆さん、ありがとうございます!玉木です。
ニワトリ先生には、椎名の傾聴講座を受けて、実践して見えてきたことを記事にしていただいています。
今回は第3弾!傾聴講座の受講をご検討されている方はぜひご覧ください♪
目次
0. 前回のモヤモヤ解消しました
皆さんこんにちわ、にわとりです。前回2つのモヤモヤについて、椎名先生にお答えいただきました。
①世代や文化など背景が異なる相手とつながるときのポイントは?
②自分自身を観察することと、別の誰かを観察すること、どういう関係性で捉えていますか?
①の回答に、前提を捨てることが大事というお話がありました。前提を捨てるにあたっては、自分の中にどんな前提ができているかを知らなければならないと思いますし、どんな前提ができているかを知るためには、同じ価値観の人とだけ付き合っていては難しそうですね。
どんどん異質なところに飛び込んでいって、周囲を観察しながら自分を見つめ直します。
1. 近況報告
前回の記事から2ヶ月経ってしまいました。この期間、先輩教員のサポートを受けながらではありますが、一人で学生指導を行う場面もありました。
学生の成長速度を早めるために、にわとりが伝えられることは何なのかを考えて指導を行い、まだまだ自身の知識不足、経験不足を実感です。
そして、数年ぶりにDJをしてきました。

前回記事でご紹介した仙台で見つけたレコードたち、その後にハードオフで仕入れたレコードたちに活躍してもらいました。

今回のDJで一番気合を入れたのは、ルビーの指環 / 寺尾聰 => AUTOMATIC / 宇多田ヒカル につなげたところ。この2曲、異質なようで、本質は近いと確信しております。
2. 観察記録
前回の記事の続き、先輩教員を観察することで得られた気付きについてです。
ON / OFFの使い分け
振り返りますと、にわとりは仕事とプライベートの時間を分けて考えていませんでした。プライベートな時間でも、仕事に活かせるような発見はできますし、その逆も然りです。
また、ほとんどの困りごとは適切な情報収集ができていれば自ずと対策が立てられると考えていましたので、常時仕事のメールを確認できる状態にしておくほうが、自分には合っていると思っていました。
そんな訳で、仕事モードやプライベートモードに関して、ON / OFFを使い分けるという考え方は元からありませんでした。
しかし、先輩教員を見ると、業務の都合をつけながら、意図的に仕事から離れる時間をとっているように見えます。休日としての時間は、連絡も繋がりませんし、メールも返ってこないことがほとんどです。
にわとりの知らない何かの秘訣がありそうですので、これは試しに取り入れてみます!

看護職を志すものとしての振る舞い
看護実習期間中、教員は学生の一挙手一投足を観察しながら、できているところを伸ばし、できていないところを自覚させつつ、学びを促していきます。
にわとりは、できていないところを見つけても、そこは学生自身の個性だからと感じて、指摘するのを控えていました。
先輩教員はそんなとき、学生にこのように伝えていました。

「あなたは〇〇の部分が足りていない。あなたの個性であるし、魅力の一つとつながっているから、そこを咎めるわけではない。ただしあなたは看護師を目指している立場であり、看護職の専門性を考えると〇〇が不足していることで業務に支障が生じてしまう。だからあなたは〇〇が不足していることを克服しなければなりません」
教員は学生に対して、何を教える立場なのかを言い表していると感じます。学生ができていないところを指摘しすぎると、学生の成長の芽を摘み取るかもしれません。
学生ができていないところを指摘しないと、将来的に学生の不利益になるかもしれません。このバランスを見極めるのが、教員としての経験ですね。
学生と意外とつながってない?!
自分のことを棚に上げて書きますが、教員は学生の一人ひとりと必ずしも”つながって”いないように感じます。
教員の個性と、学生の個性の相性の合う合わないはありますが、それ以外に意図的につながることを回避するときがあるように感じます。
これについて理由ははっきりとはわかりません。
教員側の意図が働いているのか、学生側の意図が働いているのか。
にわとりの考えすぎなのか、たまたまの偶然が続いただけなのか。
仮説ですが、
”つながる”と、教員 => 学生の向きの影響力が大きくなり、学生が自分で成長する機会を妨げてしまう、
のかもしれません。
3. 次回のにわとりさんは・・・
・意図的にOFFをつくってみた
・つながらないと伝わらない!?
の2本立てです、お楽しみに!
– 今週のモヤモヤ –
悪いところやちょっとしたミスを指摘され続けると、自尊感情が低くなってしまうことがあります。
指摘 = 改善点を見つけるヒント、と考えて、プラスの機会だと捉えるようにしていますが、自分では気づかぬうちに、真に受けすぎてマイナスの影響を受けてしまっているようです。椎名先生、マイナスの影響を緩和するような、注意や指摘に対する受け身のとり方を教えて下さい!!
指摘を絶対的に正しいと考えるとマイナスな気分にもなってしまいますよね。指摘はその人から見た気になるところ。例えば日本のカレーライスを食べて、小学生とインド人では感想が違うかもしれません。それは絶対的なものでは無いですね。これから小学生に提供するときやインド人に提供するときには注意すればよいのです。あるいはそれらの人はターゲットでは無いから気にしなくてもよいかもしれません。あくまでもその方が個人的に何かを感じたんだと解釈すると受け止め方が柔らかくなります。
また、その指摘をキッカケに100倍すごい改善をしようとするとやる気が出るかもしれません。
椎名の講義を受けたことがある方はぜひ、にわとり先生のように記事を書いていただきたいと思っていますので、info@shinri.onlineに件名「記事担当の件」で玉木宛にお気軽にご連絡ください♪