キャンプ体験記Ⅰ前編@はりはらの郷
今日の椎名先生はちょっと前のおはなし。
はりはらの郷での不思議な体験を、2022年春に息子さんと二人で行ったママが教えてくれました。
ツリーハウスを作ると言うので、これは良い機会と思い、高1になる子どもと二人で行って来ました!
ツリーハウスを作ると言われてもよくわからないけれど、運動靴と汚れても良い服と軍手があればなんとかなるとのことでしたので、私は、子どものお下がりを持参して、家にあった食べ物少々、歯ブラシなどのお泊りセットを持参して行きました。

前橋駅まで先生が迎えに来てくださり、途中でスーパーに寄って、買い物に連れて行ってくださいました。子どもは、ご当地ラーメンがあるかラーメン売り場もチェックしつつ、あれも買う?などとテンション上がって、先生と二人で良い調子!と子どもの後を追いつつ、お買い物は終了。

いよいよツリーハウス作り。電動ノコギリを使って木を切るところで、音に敏感なわが子が耳を手で塞ぐ。私は、椎名先生に申し出ようかと思いつつ、見守っていると、自分で耳栓を用意していたらしく、耳栓をして参加したので、ホッと一安心。
すると、参加していた大学生のお兄さんから、「僕と同じですね。仲間ですね」と声をかけられる。
とっても嬉しい!!
「僕は、すごく耳が良いので音が良く聞こえるんですよ。家で水道の水が出しっぱなしだったりするとすぐわかるし、火がつけっぱなしで沸騰していたりするのもすぐわかるんです。」と言われ、すごく良い耳で、便利なんだなって思う。
あれ?音が聞こえ過ぎて辛いって子どもは言っていたのに、良く聞こえるってことは、困ったことではなくて、すごくいいことだったんだ!と肯定的に捉えることが出来たことに気づく。

翌日、ツリーハウス作りを続ける。今日は誰もおらず、私たちだけ。子どもが業務用の釘を打つ機械を使って、どんどん床を張る。私もやってみる。なんとか床を張ったところでお昼ごはん。

あれ???今日は、子どもは耳栓しないで作業をしていたことに気がつく。
でも、子どもには言わない。

雨が降って来たので、ビニールハウスのいちご栽培などを見せてもらい、椎名先生がガチで農業をしていたことを知る(*゚ロ゚)
いちご 美味しい!!!!!

帰宅後数日して、2日目は耳栓していなかったよね?と聞くと、あれ?そう言えばそうだね、あの時は夢中だったからかな、とのこと。
なんだ!集中していたら気にならないんだ!
大して気にしなくてもいいんだなと思う。
私は、息子の変化を見て、もう一度、はりはらの郷にお邪魔させてもらおうと思いました。
椎名先生に教えてもらったこと。
子どもが出来たことを褒める、見守る。
上手く説明できませんが、とにかく、何でも、いいね!と椎名先生に言ってもらい、いいねボタンを押しまくってもらいました!
(文・写真 保護者会)