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「昭和VS平成講座」「傾聴講座」@エイズ文化フォーラム

 2019/09/03 今日の「椎名雄一」 企業研修
この記事は約 6 分で読めます。 2,500 Views

いつも読んでくださっている皆さんありがとうございます。玉木です。

8/3、4の2日間、エイズ文化フォーラムin横浜というイベント内で、10年連続のご依頼をお引き受けし、今年も講座を開催しました!

総勢約30名の方がご参加くださいました!

性に関しての内容の講座が多い中、椎名はメンタルや人との関わりなどをテーマに講座をしました。

最初から気合いの入る椎名

今回はその1日目の様子を早稲田大学でジャーナリズムを学んでいる萩野さんがレポートをしてくれました♪ぜひご覧ください!!

ライター 萩野愛

講座にも一生懸命参加してくれた萩野さん

私は、早稲田大学大学院政治学研究科政治学専攻ジャーナリズムコースに通う修士1年。将来は記者を目指している。

椎名さんとは、東京大学の「障害者のリアルに迫るゼミ」で出会った。

萩野さんはどーこだ??

神奈川県出身。中学から大学までの10年間、女子校で過ごしてきた。

大学2年の夏、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者が殺傷された事件が起きた。

自閉症のいとこがいることから他人事に感じられず、事件について考える勉強会に足を運ぶように。
もうひとつ人生を変えたのは、悩みながらも事件を伝え続ける記者との出会い。

二度と悲しい事件や事故が起こらないように、伝えていかなくてはいけないのだと思う。

今もその背中を追いかけている。

1日目 テーマは「昭和VS平成」

AIDS文化フォーラムin横浜が3日、かながわ県民センターで開かれた。

「教育関係者に知ってほしい 昭和vs 平成」には、教育関係者や昭和世代、子どもとの関係に悩む人などの約20人が参加した。椎名が体験談などを語り、「役割」と「リアリティー」の大切さを伝えた。

みなさん、真剣に聞いてくださっていました。

ウォーミングアップ

プログラムはウォーミングアップからスタートした。

東京オリンピックや漫画「巨人の星」などの絵を古いものから並べ替えるという作業を行い、昭和と平成の違いについて考えた。

お決まりのあざとい椎名「ねぇ見て見てー♪」

参加者からは「この時、私は生まれてなかったんですけど、なんとなくこの辺かな」と隣の人と模索する声が聞こえた。

アニメの話で盛り上がる♪

平成世代の自分の子どものことを思い浮かべる参加者の姿や企業の若手社員との関わり方について考える参加者の姿が見られた。

ありがとう

「カレーライスを作ってくれてありがとう」のワークでは、誰に対して「ありがとう」をつなげられるかを話し合った。「カレーという料理を考案した人」という発想も生まれ、参加者たちは盛り上がった。

「ありがとう」で盛り上がる♪

企業で企画を行う男性は「20代の社員とブレーンストーミングをしたら、ふわっとしたことで終わることが多いんです」と相談した。

それに対して、椎名は「意見を出させつつ直しながら、役割がうまくできれば回ります」とアドバイスした。平成と昭和、それぞれの強みを生かして、どうやってうまくチームを組むかがポイントだ。

アドバイス中の椎名

まとめ

100年前の学校と今の学校は何も変わらないのは、そこにリアリティーがないからだ。

椎名は「教育者の役割は、生徒たちが25歳になった時、ああいう風に生きていたいなというイメージを示すこと」だと話した。スキルアップではなく、生徒があれになりたいなと思うことを見つけることが大事だ。

精華学園高等学校では、企業の方をお招きして仕事のすばらしさを生徒たちに伝えている。

美容と編集のお話をしてくださったときのものです。

参加者の中には、フェイスブックのイベントのページを見て訪れた人や通信制高校に関心があり、話を聞いてみたいと遠方から参加した人もいた。

講演後も椎名の周りに人が絶えることはなく、名刺交換や懇親会を通じて交流の輪が広がっていた。

参加者の一人で就労支援に携わる男性は「役割を見つけてあげるサポートをすることを心掛け、ありがとうという言葉の重要性を伝えられればと思いました」と話した。

私の思い

企業の役員やお子さんとの関係に悩んでいるなど様々な方が参加されているという印象を受けました。

就職活動をはじめ日常の場面で昭和世代の方と接することが多い私にとっても、今回の椎名さんのお話は勉強になりました。

世代や価値観の異なる多様な人たちが働く社会で、より良いコミュニケーションを取れるようになりたいと思いました。

2日目テーマは「傾聴」

「傾聴」という言葉を知っているという方が、最近多くなってきたように思います。興味のある方も多いのか、2日目は50名近くの方が参加してくれました。

傾聴には、「私たち」という感覚が必要不可欠です。簡単なワークを行い、隣の人と「私たち」になることで場の雰囲気も和らいでいきました。

前に出るのは緊張。それをあたたかい表情で応援する皆さん。

傾聴とは

世の中で言われている「傾聴」というと、あいづちや繰り返しの「方法」など、傾聴自体を「技術」として教える講座などが非常に多いです。

椎名の教える傾聴は違います。傾聴は「技術」ではなく、その前段階として人としての「あり方」が大事であることを伝えています。本当に心から話を聞いてもらいたい人とは、どういった人でしょうか。

「どの人に話を聞いてもらいたいですか?」参加者さんに実際に前から見える景色を体験してもらいました。

観察力

さらに、椎名の傾聴は、「観察力の大切さ」も伝えています。

人と関わる上で、理屈では説明できないけど言われるとわかる、という体の反応があると思います。

例えば、講座の中で「今から誰かに答えてもらいます」と言うと、自分に来るかもしれないと一瞬空気が固くなります。こういった相手の反応に気づけるかどうかも傾聴の中では非常に大切です。

観察力の話で実は何日も話せる。

講義中にもたくさんそういった反応の場面が出てきます。リアルタイムで「これです!これですよ!」と参加者を現行犯逮捕するかのように教える椎名の傾聴講座は、参加者の方の盛り上がりが格別です。

また、まさに今現に起きていることを説明されるので、学びも一気に深まります。机上の空論ではない生きた傾聴を、ぜひ皆さんにも学んで頂きたいです。

捕まえられている証拠写真

終わりに

2日間合わせて、80名ほどの方にご参加いただきました!お暑い中ご来場ありがとうございました!!

一般向けの講座は未定ですが、企業様向けは心理学講座のご用意があります。
ご興味のある方はinfo@shinri.onlineまでお気軽にご連絡ください!

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yuichishiina

yuichishiina

精華学園高等学校 町田校舎長・一般社団法人 日本心理療法協会代表理事・NPO法人ユメソダテ 理事 など。悪い人がいるのではなく、理解し合えていないことが問題。と人と人との心をつなぐ活動を展開中。

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