はらだメンタルクリニック@藤沢
長年の革命仲間「原田久先生(精神科医)」がついにメンタルクリニックを開業しました。
「これは革命だ!」は二人で意気投合するとよく口にした言葉です。既存のルールで対応できないケースばかりをやっているとそんなテンションになります。
1.さいか屋
藤沢駅をでるとバーンと見えるのが「さいか屋」8階建てのデパートだ。今はニトリの看板が大きく見える。
藤沢に馴染みがなかった私も原田先生と藤沢の不動産探しをしながらだんだん詳しくなり、「さいか屋」を知った。地元の人は「さいか屋8階」で十分にわかるほどのデパート?だ。
原田先生はこのさいか屋の8階にメンタルクリニックを開業した。通うの人の利便性とこっそり通いたい人の「奥まった感じ」がぴったりの場所だ。8階には喫茶店や歯医者、占いコーナーなどがあり「あ!メンタルクリニックに行くんだ!」と思われにくいのも良い。
ここに行き着くまでにいろいろな物件を見に行った。入りやすさ、駅からの距離そして、禁煙(原田先生は健康増進・特に禁煙は専門だ)などたくさんのことを考えてここにたどり着いた。
2.精華学園高等学校の生徒
原田先生には精華学園高等学校 町田校の生徒や卒業生もお世話になっている。原田先生は生徒のことをよく覚えていて、その後の話をするととても嬉しそうに聞いてくれる。患者を病名で分類する医者が多い中で原田先生は人として把握している。だからこそ安心して、生徒をお願いすることができる。間違っても不要な薬を出して苦しめるようなことはしない先生だ。
患者さんの中にも「原田先生はどこで開業するのですか?」と尋ねる人が多い。多少遠くても信頼できる先生のところに通う。それがメンタル業界だと思う。辛い思いをした経験がある人は「人を見る目」が養われるからだ。
3.訪問診療
多くの精神科の先生がクリニックで待っていて通ってくる人の対応をする一方で原田先生は「訪問診療をする」という。確かに通えている人よりもはるかに状態が悪い人がたくさん引きこもっている今の社会にそれは欠かせない。しかし、医者の人件費で訪問をしていたら赤字だ。
それでも訪問診療をしようとする原田先生が見ているのは患者さん一人一人の生活なのだと思う。制度上うまくやれるかどうかは別にして、「家から出られな人を診察したいかどうか?」なのだと思う。
今まで「病院に通えなかったから・・・」と諦めていた人は是非相談してみてほしい。藤沢駅付近は渋滞が多いので、「白衣を着て原付で駆けつけようか?」と冗談を言っていたが・・・・実際、簡単なことではないので是非応援してほしい。原田先生が訪問診療をしやすくなるだけでどれだけの人が助かるだろうか?
待合室には大きな額が飾られていた。額のエピソードは訪問した時にぜひ原田先生に尋ねてみてほしい。人柄がうかがえるエピソードだ。「雲」と「龍」と「母」の話が聞けると思う。
4.お・も・て・な・し
外壁、照明、ロゴ・・・患者さんの顔を思い浮かべながら原田先生のこだわりが詰まったクリニックだ。中でも患者さんが待合室で座るソファーは100万円を超える特注で座り心地だけでなく、他の患者さんの視線を遮る心配りまでされている。まさに「お・も・て・な・し」の心だ。
5.期待
まだ開業まで2週間あるというのに「予約をしたい」という問い合わせが来たり、「ここで働きたい」という人がたくさんいるという。多くの人の期待とともに開業するのは私が聞いていても気持ちが良い。
患者さんが「薬より夢」と言い始めてくれたら私たちの出番も近い。診断をして病名を決め、薬をあてがうのが医療だとしたら、「それだけでは足りない」と原田先生は言う。
人間関係で苦しんで心を病んだとしたら、人間関係で良い思いをしてほしい。
失敗続きで自信をなくして病んでしまったら、成功してみてほしい。
我慢しすぎで調子を崩したら、やりたい放題やってみてほしい。
それには「薬」ではなく、「やりたいことを叶える仲間」が欠かせない。私が原田先生と革命を起こしたいと思っているのもそこだ。
病院が頑張れば患者が増える。
病院が頑張って、幸せな人が増えるには病院を支える周囲の力も大事なのだ。
もし、山形県や島根県、新潟県に療養と第二の人生を探しに行きたい人は是非話しかけてほしい。それ以外にも私たちが考える「とんでもない未来」にぜひ関わってほしいと思う。
ちなみに「雪おろし」が地方では本当に重要な役割なんだと最近理解した。2020年の2月くらいに1週間くらい「雪おろし」に行こうと思っている。参加したい人はぜひ声をかけてほしいし、体力作りをしてほしい。続かないトレーニングをするよりは「雪おろし」のために頑張る方がトレーニングも持続する。土日だけでも成立するようにこれから調整するつもりだが、「農泊して雪おろし」は都内にチームを作ろうと思っている。まだ、椎名雄一のつぶやきに過ぎないが、、、