つながりの町@越後湯沢3日目
越後湯沢3日目。さすがに眠いけれど今日も楽しみな打ち合わせばかりだ!
1.ホテルのボルダリング
宿泊しているホテルにはジムやプールやボルダリング施設がある。冬のスキーの合間にするのだろうか?みんなタフだなー
と言いつつ登ってみた。なんだこの体の重さは!体の衰えと言うよりは体重を感じた。やばいな。
ひと汗かいて(?)目が覚めたところで、今日のメニューいってみよう!!まずは社会福祉協議会と病院だ。
2.社会福祉協議会
越後湯沢には心療内科がない。病院を見学してみると、何科とほとんど書いていない。なんでも対応するということなのだろうか?もちろん、心療内科や精神科の看板は出ていない。
きら星株式会社の伊藤さんの紹介で社会福祉協議会の方とお話をさせていただいた。予定になかった看護師さんまで話に参加してくれた。なんと、伊藤さんは社会福祉協議会の仕事もするのだという。凄いなぁ。
人手不足、高齢者が多いことなどは都内と同じで越後湯沢でも困っているようだった。あまり数字は言わない方が良いかもしれないが、ひきこもりの人もかなりいると言う。東京の悩んでいる方の前に地元をなんとかしないといけないと感じた。しかし、都内でクリニックを開業すれば1日100人程度の診察をすることになる心療内科が越後湯沢で開業しても採算はとれなさそうだ。流石にそんなにたくさん悩んでいない。
それでも買い物の手伝いなど個々に困っている方の話を聞くことができた。とても参考になる。スーパーまで来られないリゾートマンションに住んでいる高齢者には以前記事にさせていただいた、岩崎さんの仕事がぴったりあてはまる。岩崎さんの記事は以下だ。
3.本気丼
お昼を食べようと南魚沼市のご飯屋さん「割烹 にし川」に入ろうとしたら見慣れないのぼりが目に入った。「本気丼」と書いてある。
まじ丼ってなんだ?!と思いながら店内に入るとあった!本気丼!
肉がゴロゴロ。プリプリ。これは最低でも2,500円はするだろう!それぐらいで食べたのことがあるぞ!
本気丼と言いつつ無理丼なのではないか?
とさえ思ってしまう。
ありえない旨さと値段とボリュームの牛すじシチュー丼だった!!
後で知ったのだが、1日目にお会いした神保さんとこのあとお会いする倉田さんが「本気丼(まじどん)」の企画者だという。すげーなぁー((´∀`*))
4.秘密基地 兼続庵
食事を終えると伊藤さんの車は山に向かうような路地をくねくねし始めた。伊藤さん曰く「秘密基地」があるのだという。
かの有名な「直江兼続」の名前をとって、兼続庵。ここ南魚沼市は難攻不落の城と名高い坂戸城がある。直江兼続と上杉景勝が幼少期を過ごしたのがこの南魚沼市だ。
倉田さんは先日お会いした神保さんから話を聞いていてくれていたらしく、最初から仲間のように接してくれた。この兼続庵を活用して、人が交流できるようにといろいろなアイディアや提案をしてくれる。話が強いほど先に進む。
倉田さんとだけ知り合っただけでも夢が大きく叶うような人だ。さすが「みらい塾の理事」だ!!
倉田さんは兼続庵を案内しながら、嬉しそうに普段の活動について話をしてくれた。演奏をして盛り上がったり、雪の中にダイブしたりするのだそうだ。それだけでもやってみたい気になる。
5月の連休明けだから雪がないが、本気で雪が降ると埋もれてしまうほどだという。駐車場に積もった雪を横に掘るだけで「かまくら」ができたり、雪にダイブすることができるそうだ。この景色からは想像もつかない。
5.南魚沼市役所
倉田さんにも同行していただいて、南魚沼市役所にやってきた。U&Iときめき課 まちづくり班というなんとも親しみやすい名前の課におじゃました。
何かお役に立てることがありませんか?
とお話をさせていただいたところたくさんのアイディアを話してくださった。中でも「スイカの収穫」はかなり楽しそうだ。10kgもあろうかという高級スイカを軍手をつけて、暑い中、丁寧に収穫するのだという。ひと玉、数千円の超高級スイカだ。
希望者が集まれば、今年から挑戦してみたいので7月の最後の週に時間が作れる方や夏休みに親子で参加したい方などは相談してほしい。日程はこれから考えるが、1日からでも参加できるようにしたいと思う。大宮から1時間で越後湯沢だからそれほど遠くない。
それ以外にも地域の話をたくさんしてくださったのでこれから南魚沼市でも活動をしていきたいと思う。
6.ヴィラ・グリーングラス
最後に中里エリアまで戻ってきて、グリーングラスさんにお邪魔した。すごく大きくてアットホームな宿だ。駐車場に車をつけて降りた瞬間に遠くから声をかけてくれた。welcomeな感じがとても嬉しい。そして、ふと気がつくと駐車場は猫だらけだった。
冬と夏の宿泊シーズンの前後では布団を干すのだという。その布団の数が尋常ではないらしく、それだけでも大変なんだとか。それ以外にも「ホタルの川」のあたりの草むしりや秋祭りなどが関わりやすいのだという。
お祭りでは家族で競争するように屋台を出して、頑張って働いて、売上で飲むのだという。なんとも楽しそうだ。お祭りをする側を体験してみたいひとには絶好の機会かもしれない。
7.地方創生チーム募集
高知、山形、千葉、新潟とリサーチ旅をして、だんだんと手ごたえがわかってきた。表面的な観光とは違う「お役に立てる旅」は地元のひとに喜ばれ、やりがいもある。それだけでなく、普段は見ることができない街の顔を見ることができるのは素晴らしいことだと思う。
近い将来、特に「ひきこもり」「休職中」と言われる人たちを対象に「お役に立てる旅」を進めていきたいと思う。形になるまでは試行錯誤を繰り返さないといけないけれど、その生みの苦しみ(楽しみ)を体験したひとは是非声をかけてほしい。夏休み期間中にも活動するので、学生の夏休みでも参加はできるが中高生は保護者同伴としたい。
ぜひ大勢で盛り上げて欲しい。今いる場所を離れて、人と関わり喜ばれる。それだけで元気になれる人も多いのではないかと思う。