中高生の本音(2)@名古屋
大好評のたまきしほの活躍第二弾。今回は名古屋です。
1.新幹線
名古屋、9時集合に向けて新横浜を出発。今朝は小雨が降っていてくれると寒い。たくさんの本音をつめた荷物がずっしり重い。
7時2分、新横浜発の新幹線で名古屋に向かう。お弁当を食べて旅行気分・・と思いきや連日の忙しさで、うとうと、、、あっという間に名古屋に着いた。
2.通信制高校 合同相談会
名古屋駅に隣接したJRゲートタワーの16階。
「通信制高校・サポート校 合同相談会」が今日の会場だ。
玉木の仕事は「中高生の本音」の掲示をしながら、不安を抱える多くの生徒と保護者の助けとなること。そして、会場に来る何百人かの人のカウンセリング希望を聞いて、3人の先生につなぐことだ。
毎回会場によって「中高生の本音」を掲示する場所が違う。今日はメイン会場の中ではなく、通路のようなところだけれど、「もしかして全員ここを通るのでは?」という場所なので混雑を想定して、玉木は遊び要素の少ない配置にしていた。
3.名古屋のカウンセラーたち
合同相談会には慣れてきた玉木だが、名古屋は初めてだ。自分の準備が終わったらカウンセラーたちに挨拶をして回る。なんとカウンセラーさんは京都からいらしているとのこと。「地元のカウンセラーが欲しい」と言われたのはこれか!
カウンセラーさんと世間話をしつつ、お昼休みの場所ややりとりを詰める。
4.「中高生の本音」本番
いよいよ会場時間になり、たくさんの人たちが会場に流れてくる。受付と午前中の目玉である講演会の間に玉木がいるので予想通り、ほぼ全員が前を通る。都心の会場と違い「おはようございます」というと「おはようございます」と返してくれるので関わりが持ちやすい。こういう時には玉木の高い通る声は強い。
「中高生の本音」コーナーの前を通る人たちは掲示に目を向けて立ち止まる。いつしか人の山になってしまった。
こういう取り組みはありがたいです。
家で「どう思っているの?」と聞いても答えてくれませんから!(保護者)
学校の先生もこれを知っていたらだいぶ違いますね。(中学の先生)
あー!!全部当てはまります(高校生)
答えている生徒の中に頭が良い生徒がいますね。とても的確だしわかりやすい。(保護者)
反省して、目から鱗が落ちたというより目の前が真っ白になりました。知らなかったとはいえ、だいぶずれたことをしてきたんだな(保護者)
この日の「中高生の本音」コーナーには「通信制高校・サポート校」としてブースを出している先生方が閲覧する姿がありました。特に若い先生がじっくりとこれを読んでいる姿が印象的でした。「どうですか?」と問いかけてみると、、、
(若い先生なので)保護者や年配の先生たちの言動は私でも意味がわからないことがよくあります。「なんでそんな風に強く言っちゃうんだろう?」「傷つける言葉は余計だよな」と感じることもあります。でも、こうして親子のギャップを具体的に見ていくと何が食い違っているのかが少し見えてきた気がします。
先輩の先生がしてきたことを学んだり、生徒たちの話を聞いたりすることはできますが、ギャップをわかりやすく知る機会はなかったのでとても参考になりました。
※読みやすくするために文章を整えています。
確かに先生にも「生徒に近い先生」と「生徒から遠い先生」がいるのかもしれません。「中高生の本音」深いな!
この日の玉木は人の山の向こう側に埋もれるようにしていました。「中高生の本音」盛り上がってー
5.玉木さんの思い
帰りの新幹線で玉木さんは「中高生の本音」「子どもたちの未来」について語ってくれました。
面白いって言っていいのかわからないけど、子供達の本音を見ている親たちも、ホワイトボードを見ながら本音を言ってくれたりするんです。こういうとき、「あー、お母さんたちの気持ちも子供達に伝えたいな」ってすごく思います。今日もそんな瞬間が何度かありました。
でも、なんだか行きより元気になっているような・・・
みなさんに応援していただいて、やってて良かったと感じられた1日でした。