特別講座 #004 「駆け出し女優による舞台と女優のお仕事」藤岡皇佑(みゆう)さん
精華学園高等学校 町田校の特別授業に自称駆け出し女優の藤岡皇佑さんをお招きして「舞台や女優のお仕事について」のお話ししていただきました。
「探偵者のドラマを見ていて、古畑任三郎やトリックの仲間由紀恵の役をやってみたいと思った」
絶対なれるはずのない探偵の役、謎解きをする役をやってみたいという非日常への憧れがきっかけだったという藤岡さん
僕たちでも映画やアニメの主人公に憧れて真似をすることがあるけれど、その先の世界に行ってしまったようなお話はとても魅力的でした。
1.舞台の面白さ
舞台は一方通行ではなく、お客さんと作り上げるもの
お客さんの「くしゃみ」や「笑い声」、、、場合によっては「ケータイの呼び出し音」にまで反応して、間合いをとったり、リアクションしたり、、、
その「観客と共に作っている」という感覚が舞台の魅力だと藤岡さんはいう。
役者の携帯がなってしまうことも
藤岡さんが出演している舞台で相手の役者さんのケータイが(予定外に)なってしまったことがあるそうで、「電話なっているよ」「出ていいよ」とアドリブをしてその場を乗り切ったという。冷や汗だらだらだっただろうに冷静に「神対応」をする藤岡さんも凄いが、そういう時の舞台は最高なのだという。
舞台の舞台らしさが生かせた瞬間はアクシデントと背中合わせというのがなんとも舞台の奥深さを感じさせてくれた。
2.舞台作り
舞台は役者さんだけでなく、チラシを作って配る人や照明さんなどたくさんの人が関わっている。
舞台自体を大工のように作る。そんな活動をガチでやっている藤岡さんは「インパクト」「コンパネ」と現場の言葉を平気で使っていた。さすが。
写真を見ながら、照明や舞台セットの説明など詳しく解説してくれた(略)
3.生徒からの質問
普段、数十人が参加するオンライン授業で外部講師に質問をする生徒は少ない。たいていは卒業生が気の利いた質問をしてくれる。
が、今回は「せんせ〜せんせ〜」とどこからか呼ぶ声が・・・
声に反応してみたら、在校生が嬉しそうに質問をしてくれた。
質問のやり取りはダイジェストに掲載するつもりだが、コロナ自粛期間があけて、藤岡さんが再び舞台に立つときには学校のイベントとして応援しに行こうという話になった。こうやって実際の縁が生きてくるのはとても嬉しい。
藤岡さんからも
演劇やそれにまつわる仕事に興味がある人がどうやって関わったら良いかをたくさん教えていただいた。やりたいと思えば「師匠」に繋がれる。精華学園高等学校 町田校の良さのひとつだ。できれば多くの生徒がそれに気付いて、フルに活用して欲しいと思う。
3.特別講座「駆け出し女優による舞台と女優のお仕事」
藤岡皇佑さんの
特別講座のダイジェストは以下から見ることができます。
全編動画は生で参加した人と生徒限定です!
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