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農林水産省@霞ヶ関

 2019/04/08 今日の「椎名雄一」 心と心をつなぐ
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地方で活動するときに必ず出てくるキーワードが「農業」

先日も農福連携フォーラムに参加させていただいたが、その時に聞いた

農福は人を育てるとりくみである

と言う言葉が心に残った。「ひきこもり」と呼ばれる人の数が先週の内閣府の発表では61万人いるのだそうだ。若者を含めると100万人を超えるという。

農林水産省の方のアドバイスをもらおうと「霞が関・農林水産省」を訪れた。(ちなみに明日は厚生労働省の予定)

1.心療内科におけるメンタルケア

私は心療内科で働いていた時期があるが、診察室やカウンセリングルームで話をしているだけではできないことがたくさんある。満員電車に乗らないで済むようにできないし、新しい生き方も最終的には本人が見つけるしかない。

心理療法も非常に高度になってきているので効果がないわけではない。しかし、満員電車で気持ち悪くなった人が気持ち悪くならないようにする心理療法はもはや洗脳に近い。「満員電車いやだ!」と言える力のほうが大事だからだ。

会話や薬や制度で無理やり問題を無かったことにするのではなく、人が自然と元気を取り戻す道はないか?と考えた末に「農業」「地方創生」は重要なキーワードだと真剣に考えるようになった。

たかだか、ひとりのカウンセラーや小さい会社の経営者が思い描くには大きすぎる絵だが、61万人のひきこもりが地方に里山に出向いて、農業を手伝ったり、雪おろしを頑張ったりして笑う姿を思い浮かべるとただ「畏れ」ていても仕方がないという結論に至った。

2.農林水産省 農村振興局

忙しい仕事の合間に農林水産省 農村振興局 都市農村交流課の方にお時間をいただくことができた。(許可を得るのを忘れたのでお名前は伏せておきます)

農水省の建物は迷路のようなんですよ

確かに何度もなんども角を曲がるたびにどこにいるのかわからなくなってきた。そして、案内された会議室の机はびっくりするくらい立派な木でできていた。(上の写真参照)

後で聞いてわかったのだが、このエリアは「林野庁」なのだという。
だから、木がすごいのか!!ブランディングだな!

3.打ち合わせ

最初の15分。私たちの活動の内容や理念を説明させていただいた。こんな説明は色々な方にされているだろうに真剣に真摯に話を聞いてくださった。

農福連携や農泊(農家に泊まる農村の観光ビジネス)などはいずれも最近のことなので、これから制度や交付金の種類などがどんどん変わるのだという。そういう不特定な状況の中でも「できることはないか」「手伝えることはないか」と一生懸命に考えてくださったのがとても嬉しかった。

詳しい話はオープンにできないことも多いので割愛するが、国が向かおうとしている方向や私たちの活動がその流れの中で形を作っていけるようにアドバイスをしてくださった。意気込みを示そうと「3年後の農福連携フォーラムではプレゼンしたいです!」と放った私の言葉を「がんばってください」と受け止めてくれたのが心強かった。

農泊

農泊の推進について(農林水産省農村振興局)

多忙を極める方のお時間をいただけるのはこの1回だと覚悟を決めてアポをお願いした。しかし、実際には1時間15分もの時間をいただき、たくさんの宿題を持ち帰ってくださった。「現行制度でどうやったらできるかを検討してみます」と言われた瞬間は感動的ですらあった。ありがたい。

農福連携

吉川農林水産大臣会見(平成31年4月5日)農林水産省のサイトから引用

この農福連携はですね、私の大臣所信の中でもこれからの大きな重要な課題の一つであるということも申し上げておりますので、いわゆる農業者とか、障害者、双方にですね、よい影響をもたらす「ウィン・ウィン」の私は、取組の一つかなと、こう考えております。実際に昨年も、災害の視察も含めて、いろいろな所を回りましたけれども、実にですね、この農福連携に取り組まれている現場を実際に見てですね、その真摯な取組に大変感銘を受けました。こうしたことも踏まえまして、農福連携を今後の農業政策の中心の一つに据えてですね、展開すべき取組だと考えているところでございまして、今回の会議におきましては、農林水産省として主導的な役割を果たしながら、農福連携というものを強力に推進していきたいなと、こう考えております。

農林水産省 吉川農林水産大臣 記者会見

4.時間オーバー後の質問

1時間が過ぎ、さすがに遠慮して、打ち合わせを閉めようとすると農水省の方から質問があいついだ。起立性調節障害の中高生のことや先日訪問した山形県高畠町の現状、メンタル不全者の統計上の数字の根拠など「あ!これは本気だ」と思える質問ばかりだった。

5.3年後に向けて

農福連携にしてもその他の事業にしてもこれからどんどん改良されていくのだという。私たちもその流れに合わせて、3年後を目安に61万人のひきこもりが農業や漁業で活躍できるような社会を目指してみたいと思う。

当然、ひとりやふたりでできる話ではなく、全国の様々な人が協力してくれないとできないことだと思う。以下の人たちはぜひ連絡してほしい。

「心療内科」「通信制高校」「若者サポートステーション」「就労支援施設」などで地方や農業に活路が見出せそうな人と関わっている代表の方。

都会の人に「農業」「漁業」「雪おろし」などをお願いしたいと考えている地方の方。行政の方。

都会と地方を行き来するために必要な「交通機関」「宿泊施設」などの協力を検討していただける決裁権のある方。

資金的に上記の活動を応援してくださる方

この活動を発信してくださる「テレビ」「新聞」「雑誌」媒体をお持ちの方。特に山形、新潟、島根のメディアの方。

椎名雄一公式サイト事務局 まで

玉木が書いたレポートの方が臨場感があるのでそっちも読んでみてください。
農林水産省でプレゼン!〜私たちのプロジェクト〜

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yuichishiina

yuichishiina

精華学園高等学校 町田校舎長・一般社団法人 日本心理療法協会代表理事・NPO法人ユメソダテ 理事 など。悪い人がいるのではなく、理解し合えていないことが問題。と人と人との心をつなぐ活動を展開中。

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