見せるプロと見せるプロから生まれるものとは
2月11日の椎名は、先日行われた「ユメへの作戦会議」のテレビ番組創作の裏側を見学に、スーパーダイスの代表 青山さんのオフィスを訪ねました。
青山さんが教えてくださったことなど、詳しい内容は椎名自身も丁寧に記事を書いています。そちらも合わせて読んでみてくださいね!
歓迎モードのお出迎え
2度目の訪問でしたが(1度目訪問の様子はこちら)、前回同様今日も外まで笑顔でお迎えに来てくださる青山さんに、椎名も自然とニコニコしていました。
今日は前回編集された映像に音入れをする作業。
スタジオには初めて見る機械がズラリ!慣れない空間に、入っただけでなんだか背筋がピンと伸びてしまいました。
私たちにはお構いせずと言っていたのに、お茶とお菓子を用意してくださった青山さん。
本当に何も用意をして来なかったので、椎名は嬉しさ半分「まじか!」という顔をしていました。
今日の青山さんのバディは、音響担当の黒川さん!
あまり多くを語らない様子でしたが、後ろで作業を見させていただいていると、「よかったら椅子どうぞ」とさりげないおもてなしをしてくださいました。
こういった優しさに触れると、とてもあたたかい気持ちになります。
コンビネーション最強の音入れ
ナレーションを入れるということで、ピリピリするのかなと思っていましたが、そんなことは全くなく、いつも通りの青山さんのままナレーションスタート!
いつも通りなのに話す声は一瞬でナレーションのモードになるんです。ただただプロ。
お二人とも、ラフな雰囲気の中にも真剣さが。
そんな様子にさすがの椎名もおとなしくしていました。
青山さんの「○○秒前からもう一度」などの指示に瞬時に対応する黒川さん。
前回の動画編集のバディ山田さんの時と同じく、プロの仕事を目の当たりにしました。
無駄のない仕事の進むにつれて、椎名もますます驚きの様子。
「すごいね!」「すごいね!」と小声で興奮していました。(かわいい初老)
ナレーション録りのあとは、黒川さんの腕の見せ所!全体の音の調節に入ります。
いつもだったら早くても1時間はかかる作業らしいのですが、この日は20分ほどで終わらせてくださいました。
きっと私たちが待っているからと急いでやってくれたんだと思います。
押し付けでない優しさってこういうことかもしれないなと思いました。
ここにいると、帰ることを忘れてしまうほど居心地がいいです。すごいなあ。
作業の合間にも、椎名は興味津々で質問をし、青山さんも丁寧に答えてくださいました。
ホヤホヤの完成品を視聴!
そしてついに完成!出来立てホヤホヤを一緒に見させていただきました。
今回も私も少し出演させていただいているので、大画面に映るともじもじ・・・
椎名は映っても構わずルンルン。(これが、テレビ慣れしてる人としてない人の差)
30分の間に、椎名の講義や会全体の良さがぎゅっと詰まっていて、圧巻でした。
見終える頃には椎名も私も大興奮で拍手で大盛り上がり!
見入ってしまい、見てる様子の椎名をおさえられなかったことだけが唯一の後悔。
完成後の濃厚トークタイム
全ての作業が一段落したあと、死ぬほどお忙しいはずの青山さんが時間をたっぷり取ってたくさんお話してくださいました。
作り話でもまた聞きの話でもなく、実際に現場で見てきた生きた話をしてくださる青山さんに、椎名も嬉しそうにうなづいていました。
お互いに畑は違っても、「見せるプロ」として共通点のあるお二人は、考えに共感できる部分も多く、真剣に、時にはユーモアを交えてとても熱いトークを繰り広げていました。
今回私は、青山さんが「僕は、僕が好きなモノ、良いと思ったものを取り上げているけど、黒川さんは好き嫌いじゃなく仕事を選ばすにやってくれるんだ」と、さらっと一緒にやっている仲間を褒めている姿が一番印象的でした。
そしてその賞賛には、日頃の感謝と尊敬も感じました。
それは黒川さんにも伝わっていたと思います。
しかしそんな時も、輪には入らず作業をしながら黙って背中で聞いている黒川さん。なんかずるい!うまく言えませんが、そんな風に思えました。
終わりに
青山さんのオフィスを後にした後も、椎名の興奮は続きます。
帰宅途中のカフェで勢い余って大作の記事を書き終えたと連絡をもらった時は、恐ろしいとさえ感じました。
こうやって記事を書き始めて思ったことがあります。
椎名に出会ってから、「人のいいところ見つけ」が上手になったなということに気づきました。
椎名の、人との関わり方や言葉の選び方を注意深く見ていると、学ぶことがたっくさんあります。
心のこもっていない「すごいね」「ありがとう」には傷つけられますが、椎名の「いい仕事したね!」「頑張ったね!」には本当に励まされます。
些細なことなのかもしれませんがここに気づけるか気づけないかは、人とつながる上でとても大きな違いだと私は思っています。
椎名は、そう言ったことも普段から教えてくれているんだなあと改めて気づいた1日でした。