いすみ鉄道@千葉県
いすみ鉄道は千葉県の南の方。大原と上総中野の間、26.8kmを結ぶ鉄道です。赤字路線にもかかわらず、さまざまな工夫で現在まで運営されています。
経済効率では存続できないかも知れないけれど、乗っている人、線路脇でカメラを構える人がみんな笑顔。その人たちの応援で成り立っている素敵な鉄道だと感じました。
1.撮り鉄
鉄道がそこまで好きというわけではなかった。小田急ロマンスカーを見ると「おー!かっこいー!」となることはあっても中央線や山手線を見てもテンションは上がらない。が、、、
時刻表を見て、待ち構える場所を決める。
カメラアングルを考えてカメラを構える。
慌てすぎて五分前から息を飲んで電車を待ってしまう。カンカンカンカン、、、踏切がなる。
あっ!きた!テンションがあがる!
ガタン、、、ゴトン、、、
音が聞こえる。
電車のライトが光っているのが見える。黄色い電車が見えてくる。夢中になってシャッターを切る。電車が通り過ぎるのに合わせて、振り返って、またシャッターを切る。
視界から消えてしまうまでずっと黄色い電車を見送る。ガタン、、ゴトン、、の音がだんだん小さくなっていく。
撮り鉄楽しいんじゃね?
2.乗ってみた
実際にいすみ鉄道に乗ってみた。運転席のとなりに人が三、四人並べるくらいのスペースがある。特等席で電車の正面の景色を楽しめる。運転席は開けっ放しなので運転している様子がよく見える。バスみたいだ。
菜の花の季節に少し間に合わなかったけれど、水を張った田んぼが鏡のようになってとても綺麗だ。いすみ鉄道からの景色がノーカットで見られる動画(3分)にしたのでぜひ見てみてほしい。
3.本多忠勝の大多喜城
徳川四天王の一人。本多忠勝が初代城主だったという。確かに大多喜町には「本多忠勝」の名前がそこら中にある。
本田忠勝の記事も書こうかと思ったけれどエピソード多すぎ!自分でググってください((´∀`*))
- 鹿角脇立兜
- 蜻蛉切
- 徳川四天王
- 桶狭間→三河の一向一揆→長篠の戦い→関ヶ原→小牧長久手の戦い
4.ネーミングライツ(命名権)
いすみ鉄道では駅名に法人の名前が入れらる。最初、駅名を聞いて「えっ」となったが、それだけにインパクトが強い!
会社が近かったらやってみたかったなー
5.大原海水浴場
いすみ鉄道の始発駅。大原。
ゴールデンウィークのまだ肌寒い中でもたくさんのサーファーが楽しんでいた。子どもと楽しむのにも良さそうなきれいな海岸。
海老屋
大原海水浴場には海老屋さんという伊勢エビを食べさせてくれるお店がある。千葉県では伊勢エビ漁は8月に解禁になるので、この時期の伊勢エビは小さい。それでもカサカサ音を立てて元気な伊勢エビがたくさんいた!
6.鯉のぼりのある景色
なんとも、心がほっとする景色。タイムスリップしたみたいだ。
時間の流れの速さに疲れてしまっている人にこの時の流れは心地が良い。「効率」や「速さ」の反対側のものがここにはある。
7.心の洗濯@いすみ鉄道
山形県高畠町の記事で心の洗濯という言葉を使ったが、ここにもそれがあった。都会で疲れた人に部屋にこもるのではなく、本当に休んでほしい。いすみ鉄道が緑の中を走る姿にはそれがある。
土と緑の混ざった匂いを嗅いで、ガタンゴトンとやってくる電車を見る。行かないと味わえないものがここにある。デジタルな生活に疲れたらいすみ鉄道はおすすめだ。
8.いすみ鉄道の社長に会う!!
別日で、パーソルサンクスの社長中村さんのお誘いでいすみに再上陸しました!
その際に、なんといすみ鉄道の社長、古竹社長にお会いすることが出来ましたー!!
今後の展開が楽しみです♪
今日の椎名雄一